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2025年1月1日(水曜日) 17:51更新
中国の環境規制の強化によって、輸出されていた多くの廃プラが行き場を失った。国内に廃プラが還流したことで、これまで以上に国内資源循環が求められ、政府も今年6月に大阪で催されるG20サミットに合わせて「プラスチック資源循環 […]
古紙問屋が小売店や物流施設から段ボールを回収する際、合わせて廃プラを引き取ることが増えた。こうした廃プラの大半が中国向けに輸出されていたが、今年から輸入規制によってほぼ全面ストップ。代替国の東南アジア諸国も規制強化に動 […]
輸出時に規制対象となる「汚れた廃プラ」の判断基準などを定めた改正バーゼル法省令が今年1月から施行された。該当するプラは事前承認が必要になり、税関での水際検査も強化されている。今年の廃プラ輸出量は半減しており、年間では4 […]
公益財団法人日本容器包装リサイクル協会がHP上において、今年度の容リ法にもとづく再商品化事業の落札結果を公表した。対象はPETボトル、紙製容器包装、ガラスビン、プラ製容器包装の4品種。紙製容器は、内外の需要低迷から2年 […]
改正バーゼル法が施行された1月、輸出通関統計の実績によると、廃プラスチックの輸出量は前年同月比47.5%減の2万5568トンだった。品種別でみると、減少率が大きい順にポリプロピレンが70%減、その他PETくずが62%減 […]
来年から廃プラはバーゼル法改正により一定の基準を満たさないものは、相手国の同意がない限り原則輸出できなくなる。MIX系プラやPETのプレス品など、20万~30万トンが国内に還流してきそうだ。一方で、エネルギー転換の流れ […]
来年からバーゼル法改正によって輸出されていた一部の廃プラが国内に還流し、潤沢な原料となる中で高品質なRPFの需要は高まってきそうだ。RPF需要の約7割を製紙業界が占めており、特種東海製紙グループの㈱レックス(福井里司代 […]
中国のPETリサイクルメーカーである大発の九州工場(福岡県中間市大字中底井野1183番地・TEL093ー701ー6975)を見学した。同社は以前から日本の使用済みPETボトルを輸入していたが、中国の環境規制が厳しくなっ […]
9月上旬、一般社団法人日本RPF工業会が企画する視察ツアーに参加させてもらい、福井のFKエコ・グループの2工場を訪問した。本業である物流事業の福井高速運輸のグループ会社で、RPF事業を手がけるエコ・クリーンと産廃の選別 […]
廃プラを取り巻く環境が激しく変化している。中国の輸入規制が端緒となって、国内市場に廃プラが回帰したものの、各地の中間処理施設で溢れ返り、処理能力は限界に近い。2021年からはバーゼル条約が改正され、さらに海外市場に向け […]
6月末に開かれるG20大阪サミットでも、日本が示す「プラスチック資源循環戦略」が議題の一つになる。中国による輸入禁止が端緒となって各国で規制の機運も高まった。バーゼル条約改正が採択され、2021年以降は2国間の同意なく […]
プラジャーナルは、プラスチック資源循環の実現を目指して、動脈と静脈をつなぐ情報媒体です。市場や価格ビジネス活動、法制度3つの領域から多様な視点と深い洞察を提供する専門Webメディアです。
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2021年08月05日 コラム ▼プラジャーナルの創刊にあたり、ある中国人経営者の方に「ジャーナリズムは一国の総理大臣すら失脚することができる。[...]
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